基礎編
鉄鋼材料の実務知識
「鉄鋼材料の実務知識」の内容は、以下のとおりです。
- JIS 鉄鋼規格体系概要
- 規格と品質の関係
- 熱処理の重要性
- 鋼材の損傷機構について
- 損傷を考慮した材料選定
- 疲労破壊を防止するために
- 腐食損傷を防止するために
- クリープ損傷を防止するために
- 鋼材の使用中劣化を防止するために
- 鋼材の物理的特性について
- 鋼材の使用限界温度について(低温、高温)
- 防食技術について【株式会社ナカボーテック様からのご寄稿】
鉄鋼材料の損傷機構一覧表
「鉄鋼材料の損傷機構一覧表」の内容は、以下のとおりです。
- 疲労(疲労、低サイクル疲労・高サイクル疲労、接触疲労、振動疲労、フレッティング疲労、腐食疲労、熱疲労、熱衝撃)
- クリープ(クリープ、クリープ破壊、クリープ変形、クリープ脆化、クリープ疲労破壊、異材溶接割れ(DMW)、Short-Term Overheating-Stress Rupture (訳:短時間過熱ー応力破壊)、Type IV クラッキング)
- 腐食(乾食)
- その1(乾食、酸化、高温酸化、大気腐食、外面腐食、水蒸気酸化、浸炭酸化、メタルダスティング、ハロゲン化腐食、高温ハロゲン腐食)
- その2(硫化、高温硫化、高温硫化物腐食、高温硫化水素腐食、溶融塩腐食、バナジウムアタック・燃料灰腐食、石炭灰腐食、黒液スメルト腐食)
- 腐食(湿食)
- その1(湿食、淡水腐食、海水腐食、流動加速腐食(FAC)、溶存酸素腐食、酸露点腐食・硫酸露点腐食・塩酸露点腐食、保温材下腐食、微生物腐食、土壌腐食)
- その2(無機酸腐食、有機酸腐食、塩酸腐食、湿潤塩素・次亜塩素酸腐食、硫酸腐食、リン酸腐食、硝酸腐食、ナフテン酸腐食、フッ酸腐食、アミン腐食、炭酸腐食)
- その3(ほう酸腐食、サワーウオーター腐食(酸)、亜硫酸アンモニウム腐食(アルカリサワーウオーター)、アルカリ腐食・苛性ガウジング、キレート腐食、湿性硫化物腐食、湿性塩化物腐食、塩化アンモニウム腐食、水素化アンモニウム腐食、アンモニアアタック)
- その4(HCl-H2S-H2Oによる腐食、CO2腐食、フェノール腐食、リン酸塩腐食、液体金属腐食、孔食、すきま腐食、ガルバニック腐食・異種金属接触腐食)
- その5(デポジット腐食・堆積物下腐食・付着物下腐食、水線腐食、ナイフラインアタック(腐食)、迷走電流腐食、酸素濃淡電池腐食、溝状腐食、粒界腐食、線状腐食、層状腐食)
- その6(剥離腐食、選択腐食・(脱アロイ)脱成分腐食、変色皮膜破壊、応力腐食、黒鉛化腐食、蟻の巣状腐食、凝縮腐食、Down-Time Corrosion(訳:停止時腐食)、冷却水腐食、ボイラ水凝縮腐食)
- 腐食(SCC)
- その1(応力腐食割れ(SCC)、硫化物応力腐食割れ(SSC)・H2S中水素誘起割れ、水素助長割れ・水素誘起割れ (HIC)、応力方向性水素誘起われ(SOHIC))
- その2(アルカリ割れ・苛性ソーダ割れ、アミン割れ、カーボネート割れ・炭酸SCC、CO-CO2-H2O SCC、ポリチオン酸SCC、塩化物SCC、フッ酸中水素誘起割れ・フッ酸中SOHIC、シアンSCC、アンモニアSCC、硝酸塩SCC)
- その3(鋭敏化割れ、高温水割れ、粒界型応力腐食割れ(IGSCC)、粒内型応力腐食割れ(TGSCC)、照射誘起応力腐食割れ(IASCC)、粒界腐食割れ、外面応力腐食割れ(ESCC))
- 摩耗(摩耗、アブレッシブ磨耗、凝着磨耗、滑り磨耗、腐食磨耗、インレットアタック、インレットアタック、フレッティングコロージョン(擦過腐食)、インピンジメントアタック、疲労磨耗)
- エロージョン(エロージョン、エロージョン・コロージョン、キャビテーションエロージョン、キャビテーション)
- 冶金的劣化
- その1(冶金的劣化、水素脆化、水素脆化(チタン)・水素化物脆化、水素侵食、脱炭、侵炭(浸炭)、窒化、液体金属脆化、黒鉛化、等温時効脆化、硫化物脆化)
- その2(鋭敏化、シグマ相脆化、ガンマプライム(γ’相)脆化、歪時効、焼戻し脆化、475℃脆化、軟化(過時効)、シグマ相とカイ相脆化、炭化物球状化、照射脆化、体積膨張(スウェリング))
- その他(延性破壊、脆性破壊、座屈、応力緩和(リラクゼーション)、ラチェッティング、再熱割れ(SR割れ)、クラッド剥離、クラッド下割れ)
- 損傷機構一覧表の使い方
KEY to METALS ナレッジベース
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